NAMUGA × Lumotive、CES 2026で新しいセンシング体験をご紹介します。
NAMUGAは、次世代ソリッドステートLiDAR「Stella-2」を、CES 2026(Westgate Silver Suite #2935)にて初公開いたします。
本製品は、ロボティクス、スマートインフラ、産業オートメーション、そして自律走行といった分野に向けて開発された、
コンパクトかつソフトウェア定義型のLiDARです。
現実環境に適したLiDAR、新たなスタンダードへ
従来のLiDARは、機械式スキャン構造によりサイズが大きく、耐久性や柔軟性に課題がありました。Stella-2はこうした構造的な制約を抜本的に見直し、ソリッドステート化によってより実用性の高い設計を実現しています。
主な特長:
- 15〜80Hzのプログラマブルスキャン
- リアルタイムで調整可能な視野角(FOV)
- 最大100mの高ダイナミックレンジ
- 15W以下の低消費電力動作
- 完全ソリッドステート構造(可動部なし)
明るい屋外や複雑な屋内環境においても、安定した3D認識性能を発揮します。
NAMUGAの製造力が支える「製品としての完成度」
Stella-2は、革新的な光学技術だけでなく、NAMUGAが培ってきた高精度な量産技術によって初めて「製品」として成立しています。コンセプトにとどまらず、商用量産が可能な実機として仕上げられている点が最大の強みです。
自動光学調整による量産対応設計
- 厳格な品質および信頼性検証プロセス
- コンシューマーから産業・モビリティ市場までカバーするスケーラビリティ
- カメラモジュールを含む豊富なOEM供給実績
- 市場投入までのスピードと信頼性の両立
ソフトウェアで変化するLiDAR――柔軟性という進化
Stella-2は「ソフトウェア定義型LiDAR」として、従来とは一線を画す柔軟性を提供します。開発者は目的に応じてスキャンパターンや視野角をリアルタイムで調整でき、1台のセンサーで複数の認識タスクを同時に処理することも可能です。
対応シーンの例:
- サービスロボット・自律移動ロボット
- スマート家電・IoTデバイス
- 工場・プラント向け自動化設備
- 建設・農業・物流の屋外機器/インフラ領域
ハードウェア構造に縛られず、システム要件に合わせてセンサー自体が適応する、それがStella-2の強みです。
私たちが目指す3Dセンシングの未来
NAMUGAでは、以下のような価値を未来の3Dセンシングの柱と考えています。
- コンパクトな筐体設計
- 柔軟なソフトウェア制御
- 低消費電力構造
- スムーズなシステム統合
Stella-2はこれらすべてを備え、これまで限られた用途にとどまっていた3Dセンシング技術をより多くの製品や産業に届けるための鍵となる製品です。
CES 2026で、Stella-2をご体験ください
展示会情報:
会場:CES 2026 – Westgate Silver Suite #2935
出展企業:Lumotive, Inc. / 株式会社NAMUGA
会場では、Stella-2の実機デモをご覧いただけるほか、統合オプションや共同開発の可能性についてもご相談いただけます。
新たなセンシングの未来を、ぜひ現地でご体験ください。